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お遍路紀行 四国八十八箇所
ひとり歩きの記
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 こんど阿波へ旅だつにあたって、あらためて『娘巡礼記』〈高群逸枝・朝日選書〉を読んでみたのは、人はなぜ遍路に出るのかということを知りたかったからである。が、結局、人の動機などそれぞれであるらしく、高群逸枝の場合もまた独自であるらしい。
       (司馬遼太郎『街道をゆく・阿波紀行』より)

 これは「四国八十八箇所お遍路の旅」の記録であります。
 なぜお遍路に出てみようと思ったのか、定かな動機もないままに始めた遍路の旅でありました。43年間のサラリーマン生活に別れを告げたのを機に、何かしてみたいという気持ちが働いた、と言えるかも知れません。最初のうちは歩きながらそれを考えてみたいとも思っていましたが、いまだに答えは得られぬありさまです。
 ともかくも、初めてのお遍路だけに、無理をせずにの思いから、区切り打ちでの旅といたしました。最初は文字通りヨチヨチ歩きの、誠に頼りのないお遍路でしたが、次第に自信というか度胸がついたというか、足が地についてきた感がありました。区切り打ちの一行程を終え、整理をしているうちに、遍路についてのいろんなことが少しずつではありますが解ってきた気がします。これからも単に歩いてお参りをするだけではなく、遍路についての周辺を探ってみたいと考えています。


   初めての 四国八十八ヶ所歩き遍路の旅(区切り打ち)
(第1回)   1番〜11番札所  (2006. 7.26〜 7.28)
(第2回)  12番〜17番札所  (2006. 8.29〜 8.31)
(第3回)  18番〜23番札所  (2006. 9.11〜 9.15)
(第4回)  24番〜33番札所  (2006. 9.27〜10. 3)
(第5回)  34番〜39番札所  (2006.11. 8〜11.17)
(第6回)  40番〜51番札所  (2007. 4.10〜 4.17)
(第7回)  52番〜70番札所  (2007. 5. 7〜 5.15)
(第8回)  71番〜88番札所  (2007. 7.16〜 7.23)
(最終回)  高野山        (2007.10. 4〜10. 5)

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